Guilds of Ravnica Limited Set Review: Red By Luis Scott-Vargas


www.channelfireball.com

f:id:takewithwater:20180929120837p:plain

 

 

 弧光のフェニックス

f:id:takewithwater:20180921132751p:plain

リミテッド:3.5

 速攻つき噛みつきドレイクの時点で上等だし、再活カードの多さを考えると(運が良ければ)再燃の機会もあろう。ともあれ、メリット持ち飛行アタッカーは素晴らしいので、ボロスやイゼットで嬉々として使うよ。

 

突発的な兵長

f:id:takewithwater:20180921132801p:plain

リミテッド:2.0

 ボロスに5マナは数要らないので、評価は出来ない。とはいえ5マナ5/3相当に速攻がついているので、マナカーブの頂点に据えても良い。

 

本を貪るもの

f:id:takewithwater:20180921132811p:plain

リミテッド:2.5

 本の虫としては、尊敬しちゃうね。サイズの良いアタッカーであり、誘発も美味い。余剰土地や雑魚カードをドローに変換してくれる。

 

嵐の行使 

f:id:takewithwater:20180921133057p:plain

リミテッド:3.0

 インスタントの時点で十分。除去はいつも強いが、使いやすさも嵩じている。5マナ生物より優先するカードなので、早めにピックして良い。それにイゼットカラーの片割れなので、スペルボーナスともシナジーする。

 

宇宙粒子波

f:id:takewithwater:20180921133416p:plain

リミテッド:2.5

 アグロでなら癖のあるコイツも使いそうだ。致死ダメージを通したり小粒を落とす役割がある。ちぐはぐな組み合わせだが、それ故に汎用性がある。強力なコモンだ。

 

直流

f:id:takewithwater:20180921133819p:plain

リミテッド:3.0

 特上ではないが、素晴らしい一枚。土地や不要札を費やせば、複数の小粒やデカ物を処理できる。本体にも飛ばせるので、チャンプ上等なプレイも視野に入れよう。

 

静電場

f:id:takewithwater:20180921134040p:plain

リミテッド:1.0/2.5

 スペルたっぷりなデッキなら、ブロッカーとフィニッシャーの両役を担う。教導環境においてパワー0の壁には懐疑的だが、2マナ生物が本体ダメージを飛ばせるのは優秀だ。熱錬金術師と違い毎ターン1点は保証されていないので、3,0には届かなかった。

 

奇矯なサイクロプス

f:id:takewithwater:20180921133114p:plain
リミテッド:3.5

 サイズが途轍もなく、殴る時は奇矯にも大ダメージを叩き出す。スペルデッキで輝くカードだが、スペルが少なくともブロッカーとして活躍できる。唯一使えないのは軽量ボロスか。スペルは6枚以上、幾らか重いのが欲しいな。

 

実験の狂乱

f:id:takewithwater:20180921134057p:plain

リミテッド:3.5

 強いんじゃない?さっぱりワケ分からん能力だが、マナカーブの低いデッキで暴れそうだ。トップの土地を弾けるので呪文をバンバン唱えられ、手札が溜まり過ぎたらお別れだ。テストが必要だが、良いカードだと思うよ。

 

恐れなき矛槍兵

f:id:takewithwater:20180921134107p:plain

リミテッド:1.5

 こんなの使う羽目になるのを恐れるよ。教導と組めないサイズだし(入るギルドがなくね?)、レシオも優秀と云えない。

 

火小櫓

f:id:takewithwater:20180921134344p:plain

リミテッド:1.0/2.5

 スペルが豊富なら使える2マナ圏だ。ブロッカーとして活躍し、2/3、後々なら3/3で殴れる。怜悧なイゼット団にだって掃除やパシリが要るだろう。実験のお供に拾ってやれ。

 

ゴブリンの旗持ち

f:id:takewithwater:20180921134355p:plain

リミテッド:2.5

 アグロボロスにピッタリ。ガンガンダメージを稼いだ末、相打ちしつつ雑魚をワンサイズ上げる。教導したいならアタック前に起動しとけよ、適正な対象が居ないと誘発すらしないから。

 

ゴブリンのクレーター掘り

f:id:takewithwater:20180921134625p:plain

リミテッド:3.0

 ショックと粉砕がセットで生物についてるのは凄いな。おまけに2マナ2/2で序盤に攻防参加できるなんて。デッキを選ばないから、序盤にピックする。汎用性とマナ効率に魅了されたが、能力2つ目は「アーティファクト」の方が見た目奇麗だった(分かってるって、下環境でエルドラ触れるもんな)。

 

ゴブリンの鍵師

f:id:takewithwater:20180921134635p:plain

リミテッド:1.5

図画ッ!:4.0

 ゴブリン流の錠破りには感心させられるが、採用に関心はない。防衛は数居ないし、2マナ2/1は凡庸。

 

重力殴打

f:id:takewithwater:20180921134644p:plain

リミテッド:2.0

 致命打になることは多々ありそう。イゼットよりボロス向きだな。生物には飛ばせないから、単なる炎の斧(2本)もどきだからね。除去やバウンスで立ち消えるので、《捕獲球/Capture Sphere》《光明の縛め/Luminous Bonds》された生物を対象に取るのが理想だ。

 

ヘルカイトの仔

f:id:takewithwater:20180921141511p:plain

リミテッド:3.0

 コドモでもオオトカゲ、容易くライフと小粒を食んでいく。5マナ生物が許されるなら、上等な部類だ。

 

逃れ得ぬ猛火

f:id:takewithwater:20180921141522p:plain

リミテッド:3.0

 トドメを刺す機会は多そう。本体6点はデカいし、大体全ての生物は逃れ得ない。喜んで6マナ払うし、カウンター不可も素敵なオマケだね。

 

溶岩コイル

f:id:takewithwater:20180921141541p:plain

リミテッド:3.5

 ダメージも効率も良いカードは大好きだ。2マナで超大型以外なら除去でき、宿根妨害もオマケに付いて来る。赤のコモン火力は粒揃いなので、どちらもピック優先度は高いぞ。

 

軍勢の戦親分

f:id:takewithwater:20180921141645p:plain

リミテッド:3.5

 2/2の壁が居れば暴走は止まるが、ブロッカーを排除すれば瞬く間に手がつけられなくなる。死に物狂いで止められるだろうから、使う時は大量のバットリと組みたいね。

 

狂った怒り

f:id:takewithwater:20180921141659p:plain

リミテッド:1.0/2.0

 アグロ特化のボロス以外では全くのアンプレイアブルだが、勝てるゲームもあろう。バウンスor除去に無力だが、それさえなければ修正値は上々。苦肉の策になるが、相手に貼っつけてブロッカー排除もできるぞ。

 

最大速度

f:id:takewithwater:20180921141709p:plain

リミテッド:1.5

 超絶アグロやスペル特化デッキでしか使えない。速度よりカードパワーを重視したいので、しっかりしたプランがないとアド損に終わっちゃうよ。

 

気難しいゴブリン

f:id:takewithwater:20180921141724p:plain

リミテッド:1.5

 イニストラードのシャクリ生物がラヴニカに来た。灰口の猟犬なんて奇天烈な名前じゃなくなったがな。2/1と貧弱だがタフ①を咎めるので、光る場面もあろう。

 

危険因子

f:id:takewithwater:20180921141738p:plain

リミテッド:2.5

 アグロはリスクを取るものなので、これにも出番がある。攻め手が足りないと無いも同然だが、ガン攻めの状況では進退窮まらせる。表で4点、裏で3ドローを得られるだろうから、十分な働きだ。

 

瓦礫帯の猪

f:id:takewithwater:20180921141751p:plain

リミテッド:2.0

(フゴフゴ…)

(教導と相性が良いけど、ブッタまげる強さはないよ)

 

 遁走する蒸気族

f:id:takewithwater:20180921142346p:plain

リミテッド:3.0

 赤中心ならメチャ強。再活だらけのイゼットが組めたら千人働きをするが、普通のデッキなら(数ターンかけての)2マナ4/4だ。

 

溶解区のミノタウロス

f:id:takewithwater:20180921142359p:plain

リミテッド:2.5

 色んな方向性が詰め込まれてるので、活躍するにはアグロとスペルの両方が必要だ。イゼットに適しているし、スペル大目のボロスでも使いそう。

 

街頭暴動

f:id:takewithwater:20180921142409p:plain

リミテッド:1.5

 5マナは重いなあ…。赤は横に並ばないし。トランプルは素敵だが、使うには生物の質が求められるぞ。

 

確実な一撃

f:id:takewithwater:20180921142423p:plain

リミテッド:2.0

 確実だな。コンバット前に打てば教導を誘発させられ、ブロック後なら3/1教導を生き残らせる。これまでに比べ、赤に望まれる能力だ。

 

松明の急使

f:id:takewithwater:20180921142539p:plain

リミテッド:1.0

 《ゴブリンの激励者/Goblin Motivator》は過小評価してたが、これはずっと酷い。教導環境を加味しても、使いそうにない。

 

ウォジェクの護衛

f:id:takewithwater:20180921142436p:plain

リミテッド:3.0

 ボロスは単独パンチするギルドじゃないから、この太鼓持ちは好印象だ。ガッチリサイズの先導生物なので、ボロスの3マナ圏に渇望されるカードだ。

 

コモン3選

3位:《ウォジェクの護衛/Wojek Bodyguard》

2位:《直流/Direct Current》

1位:《嵐の行使/Command the Storm》

 赤はアグロ寄りなので(ボロスは勿論)イゼットも良さそう。コモンはそこまで強くないが、全部束になれば堅実なアグロが組めそうだ。