Guilds of Ravnica Limited Set Review: Izzet By Luis Scott-Vargas

 

www.channelfireball.com

f:id:takewithwater:20181002005705j:plain

 

《標の稲妻/Beacon Bolt》

f:id:takewithwater:20181002005804p:plain

リミテッド:3.0

 全部のイゼットに入る訳ではないし(9枚以上スペルが欲しい)、先にスペルを貯めておく必要がある。とはいえ一たび組めれば強力だ。最弱カードを捨てつつ6マナ払えば2体始末できるのはテンポが良い。表で2/2を始末したものが、再活で6/6を落とす場合もあるので、墓地が貯まるのを待てるのは良いな。

 

《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》

f:id:takewithwater:20181002005821p:plain

リミテッド:1.5

 多色の2マナには足りない。《模写/Quasiduplicate》でもなければ爆アドを引き出すのは難しい。《最大高度/Maximize Altitude》をコピるのが現実的だが、ぶっ壊れってほどじゃない。デッキの核というよりは、アグロイゼットのマナ埋め役かな。

 

《弾けるドレイク/Crackling Drake》

f:id:takewithwater:20181002005830p:plain

リミテッド:3.5

 巨大飛行持ちでアドが取れるんだから、大いに目を惹く。キャストし辛さと呪文の補助が必要な分割り引いて考えるべきではある。とはいえイゼットはスペル沢山だしギルド門を高めに取れば補える。それに足るカードだ。4.0に移るかもな、それぐらいハマった時の強さが凄まじい。

 

《火想者の研究/Firemind's Research》

f:id:takewithwater:20181002005844p:plain

リミテッド:1.0/3.0

 こいつは専用デッキが必要だぞ。研究開発の世界のように資源投下が必要だが、生み出す利益が大きい。自身でドローが循環するのも素敵だ。ドローを始めればそれがスペルを引き込み、またカウンターが貯まり…。再活は2度溜まるし。

 いずれは科学者の性なのか爆弾を作る材料が揃うので、世界を終わらせる手段となる。使うには再活含みでスペルが10以上欲しいが、喜んでプレイするよ。

 

《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》

f:id:takewithwater:20181002005859p:plain

リミテッド:3.0

 意外かもしれないが3.5寄り。イゼットが必要とする性能を色々持っているからだ。2マナと軽く、イゼットの勝ちパのダブルアクションを可能にする。《音波攻撃/Sonic Assault》を裏表で唱えて8点突っ込ませるとか。高評価に違わぬカードだよ…ラヴニカへの帰還の頃とは段違いの性能だ。

 

《高熱仮説/Hypothesizzle》

f:id:takewithwater:20181002005907p:plain

リミテッド:3.0

 こいつの強さは仮説じゃない。ドローと盤面干渉がセットだ。5マナ予言に4点火力がついていると考えると良い。土地ではなく実を捨てざるを得ないとはいえ、強力なカードだ。キャスト時に対象は取らず、捨てた時に初めて対象を選ぶカードなのは注意な(ルールの細目は説明しないよ)。ほんと強くて好きなカードだ。イゼットならあるだけ積むし、タッチするディミーアも出るだろう。

 

《イオン化/Ionize》

f:id:takewithwater:20181002010038p:plain

リミテッド:2.0

シールド:3.0

 おまけの本体2点を喜ぶのはリミテより構築向きだが、そもそもカウンター自体が構築向けだな。構築は動きが固定化されてるので、ここぞでカウンターを構えるのが簡単だから。大概のイゼットに入るが優先度は低いし、ボムレアには程遠い。

 

《団体のギルド魔道士/League Guildmage》

f:id:takewithwater:20181002010048p:plain

リミテッド:3.5

 青能力だけでも、ロングゲームを制する良カード。赤能力も青能力と補完をなしている。ドローすれば、コピーに足るスペルも見つかるからな。良いヤツなので、早めに見たら流れに関わらずピックするよ。

 

《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》

f:id:takewithwater:20181002010115p:plain

リミテッド:4.5

 ギルド門が3取れてたら5.0。4.5なのは唱え辛いからであって、バカ強い。ボムの要件を全部満たしている。

・(《議事会の裁き/Conclave Tribunal》除き)除去耐性あり、スペル毎にドローする

・優勢でダメ押し、劣勢でも強い(ドローと火力で瞬く間に盤面を駆逐する)

・単体でも強い癖に、シナジった時に更に暴れる

 唱えられればセット最強なので、門やロケットを集めて叩き付けよう。

 

《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》

f:id:takewithwater:20181002010124p:plain

リミテッド:4.5 

 スタンの5マナPWの法則に従っているので(忠誠値5、+でドロー、-3で除去)当然強い。小マイナスを有効活用するにはスペルの量が必要だが、一たび組めれば文句は出せない。

 

《音波攻撃/Sonic Assault》

f:id:takewithwater:20181002010136p:plain

リミテッド:3.0

 イゼットの動きが集約された1枚。再活はコントロール向きにも設計できたが、アグロ向きのご様子。複数寝かせて大ダメを通すのはイゼットが望むカードだ。一気に使わず2Tに分けて打点を稼ぐことも可能なので、どちらでも強い。アグロでしか強くないカードなので、ガンガン攻めるデッキで活用しよう。

 

《千年嵐/Thousand-Year Storm》

f:id:takewithwater:20181002010145p:plain

リミテッド:1.0/2.0

 メチャ重くて準備が必要だが、長引けば爆アドを稼ぐこともある。1Tにスペルを3回唱えればゲームが終わるが、そうそう起きないし盤面干渉しない6マナエンチャを先置きする必要がある。低評価せざるを得ないが、試してみたい気持ちもある。

 

《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GRN)》

f:id:takewithwater:20181002010300p:plain

リミテッド:3.5

 Weeeee!(dragonaught)。

 イゼットで他に3マナ3/3(5/3の時も)飛行はないので、ギルド有数のアタッカーだ。油断してると瞬く間にゲームを終わらせるのが愉快だな。

 

《ピストン拳のサイクロプス/Piston-Fist Cyclops》

f:id:takewithwater:20181002010315p:plain

リミテッド:3.0

 イゼットの混色は得してるな。ボロスではゴミだし、ディミーアでも使い難いから誰も取らない。打点が高いし、《音波攻撃/Sonic Assault》や《最大高度/Maximize Altitude》のお陰で殴るターンに通しに行ける。

 

《発展+発破/Expansion+Explosion》

f:id:takewithwater:20181002010348p:plain

リミテッド:3.5

 どっちも限定的だが(《発破/Explosion》は7マナ以上欲しい)、それゆえ分割は強い。《発展/Expansion》は相手もコピーできるので、除去をコピれるのは良い使い方だ。どっちも限定的だが使うに足る能力だ。《発破/Explosion》をX=3以上で唱えれば、ゲームに勝てる。

 

《反転+観点/Invert+Invent》

f:id:takewithwater:20181002010359p:plain

リミテッド:1.0

誤植:0.0

 ヘンテコだし、汎用性ないし、アドモードは重い。使い道分かってもデッキに入れないよ。テキストにないけどエラッタ出てるぞ、《反転/Invert》の効果はターン終了時までだ。

最重要コモン 

《音波攻撃/Sonic Assault》 

 当然、上述した通りのイゼット最高はコレ。《音波攻撃/Sonic Assault》はギルドを体現したカードなので、意識してドラフトしよう。