Core Set 2020 Limited Set Review: Black By Luis Scott-Vargas // 3 Jul, 2019
3.0点
モダホラでの強打のらせんは微妙だが、こっちでは上等な除去。3点ゲインでマナコストの重さをカバーしているし、落としたい生物の大半は射程に入る除去だ。
3.5点
すげー良い。こいつがゲームを攫っていく展開が続発しそうだな、3T目に出て止められない日にはゲームは速やかに終わる。最良の支援は除去だが、バウンスとも相性が良い。類似カードとの点数の差はアタック時誘発のため、2/2にブロックされたらアドが取れ、最悪でも特攻させてドローに変換できる。超強力なカードってことさ。
1.0点
落差が酷いな。生物が足りないか、ソリンが居るときだけ(神話だけど)使おう。
1.5点
ラヴニカの献身では良バットリだったが、《脚光の悪鬼》というお供を失い色あせてしまった。シナジーが重要であり、単体で使えるカードではない。枠に余裕があって小粒揃いなら入るが、強力には程遠い。
2.0点
他のプロテク生物と違い、地上1/1は1/1飛行や2/1よりかなり劣るため点数差も開いた。とはいえプロテクション緑は地上のデカブツを止めることになるため、メインはありえない訳でもない。色が違えばアウトすればいい話だ。生贄シナジーがあれば1/1にも使い道が出てくるのでぐっとマシになる。
2.5点
自ターンのみ能力持ちが続くが、イカしたデザインだね。こいつはその中でも上等な部類。盗っ人連中では2番手だが、有能な2マナ圏なので大概デッキに入るね。
2.5点
活用するには良生物が必要だが、条件を満たしたなら良い働きをする。トークンを生贄に出来たら嬉しいし、強力なETB持ちをリアニ出来たら万々歳だ。星霜の学者をリアニループ出来たら文句なしだが、2/2あたりを生贄にしてデカブツ2体を戻すだけでも十分。こういうカードを見ると貪る禿鷹の評価も上がるね。
1.0/3.0点
コストがきつすぎるので、使うには仕掛けが必要。6マナ5/5飛行は素晴らしいが、それに2点、手札1枚、生物1体が要るとなればぐっと色あせる。やりようとしては《反逆の行動》で生贄をメリットに変えたり、トークンや療養所の骸骨をサクるなど。生贄のデメリを軽減できたなら動きを増し始め、サクリデッキでなら強力なフィニッシャーだ。
3.0点
専用デッキが要るカードというよりは、素でそこそこ、クソゲーの可能性も秘めた生物だ。ゲインがなくともデッキに入り、手段が2~3あれば対処を迫らせる強力な札になる。
2.0点
《灯の収穫》と違い、生贄は必須。デメリがあるせいで、生贄用トークンを用意できない限りアド損になってしまう。構築難易度は高くないので採用はできるが、反逆の行動と組まなければ強力とは呼べない。
3.0点
5マナ5/5相当のサイズは上等で、土地がそこまで揃う頃には墓地に餌も積まれてるだろ。トークンデッキの軸になるし、バウンスやリアニで再利用も出来る。
4.5点
出れば骨の粉砕、死ねば蘇生とどちらもスペル1枚分の働き。それが4/5絆魂のボディに付いてるんだから紛れもないボムを手に入れたってことだ。
3.5点
テンポが超絶良いうえ、ショックと違いアド損することなくデカブツ対処が出来る。3/3で4/4を討ち取れ、かかるのは僅か1マナ。パワーと軽さが大事なので、セット有数の狂除去だ(今やアンコになってしまったが)。
4.5点
サイズは大きくないが、沼さえあればPWじみた動きをする。2点砲はぶっ壊れだし、たらふくライフを得て的が居なくなれば今度はカードを引き始める。黒を濃くする必要はあるが、セット最高峰の評価は揺るぎない。定石としては5T目に出して即沼セット。そうすれば1回は確実に誘発させられるぞ。
1.0点
メインは決して入らずサイドからのまあまあカード。否認と違い、外したりトップしてゲロる危険性があるので、入れるにしてもスペルだらけの相手、それも重くて強力なスペルを有する場合だ。
3.5点
3T目には滅多に出せないにせよ、長引けば3/3やそれ以上を見込める。3マナカードとしては上質であり、接死のおかげで1/1や2/2でも使い道がある。
1.5点
今回は能力を生かす機会が少ないため、見るべきは4/4ボディ。それが欲しいときだけ使おう。ゲイン手段があればダメージも嵩もうが、専用デッキを組むほどの能力じゃないよ。
2.0点
アグロなほど使い勝手が上がる。最適は白黒トークンで、並んだ雑魚トークンを突貫させればこいつを繰り出す最高の舞台になる。相手がこっちの4/4に1/1で突っ込んできたら、可能なら警戒して受け流せよ。
1.0点
デカブツなので積むのにやぶさかではないが、他にフィニッシャーはいくらでもあるので優先度は高くなりえないよ。
3.0点
今回の黒は墓地参照カードが多いので、こいつは鷲掴みに行け。素のままで素晴らしい3マナなのに、墓地を4枚肥やせるのは出来たおまけだ。
3.5点
これを超えるアドはざらにはない。しっかりニコイチ取れるし、リアニとの相性も抜群。デッキから先ず抜けないので早めに拾いに行こう。
3.0点
よほど生物が薄いデッキでもなければ、ゲームエンド級の脅威になれる。ドでかい直接火力だし、再利用したともなれば大変だ。
4.0点
こんなん出されたらお手上げ。3マナあれば強烈なアタッカーになるうえ、本体に通ればサイズが上がっていく。長期戦ともなれば複数回起動も始めるので更なる化け物へと変貌する。
2.0点
2マナ以下を除去するのは必須じゃないし、中長期戦ともなれば無駄牌になりかねない。大概のデッキなら3~5体は対象が居る分メインに入れても良いが、非アグロ相手には喜んでサイドアウトしよう。
0.0点
力戦お決まりの、構築で使えリミテではゴミ。相手が複数リアニを積んでいようと、墓地対に1枚払う価値はない。
1.5点
メインに積んだら終わり、とまでは言わないが使って嬉しいカードでもない。3マナで盤面に影響しないのは裏目があるので、シールドや低速相手のサイド要員の方が良いな。
4.0点
コモン収録にはびびったが、喜んで(見たら取る)。一切条件なしに除去が出来、マナ効率も宜しい。
1.0/3.0点
これもまた良サイドカードなので、メインは止めとけ。
3.5点
オレはこの恐竜好きだよ?あっという間にゲームが終わるので手札数枚捨てるのは構わない。手札ゼロではノーデメリットになるは知っておけよ。7/6は超でかい。痛いのは平和なべされたり、手札ゼロの状態で誘発スタックで送還を合わせられたとき。有効活用するにはアグロを組みたいが、どんなアーキでも活躍する生物だ。
1.0/2.0点
シナジー抜きに積みたくないし、生贄/墓地デッキでも重くてしょぼい。貪る禿鷹で落ちたら嬉しいが、だからといって使う意欲は高まらない。
0.0点
リミテで伝国の玉璽って微妙じゃね?サーチのためにドローを飛ばす価値あるかな(デッキ最強のカードは「そこまで」他より強いわけでもないし)。そんなカードが相手にもサーチさせ、しかも先ドローさせるんだから論外。
1.5点
軽量ボディに後半使える能力がついた生物はリミテの鍵になるものだが、どっちも冴えないコイツは使いたくないなあ。2マナが足りないなら積む、そこ止まり。
1.5/2.5点
吸血鬼をかき集められたらぐっと蠱惑的になる。単体で自衛できず継続アドが取れないPWには、かぶりつきたくないね。使うなら2~3枚は吸血鬼が欲しいし、それを下回れば興味は失せちゃう。
2.0点
何とも不思議な位置づけ。アドデッキ必須級の強カードになることもあれば、微妙なカードにとどまる場合もある。どんなデッキを組んでもそこまで早くは取らないが。とりあえず1枚は確保して、貪る禿鷹が複数取れたらいざ2枚目を探しに行こう。
0.0点
マナがクソかかるうえに、リミテで最も多いカードタイプを落とせない。ゴミは取るな。
1.0/2.5点
3枚以上ないと気が乗らないし、4~5枚あって漸く強力と言える。そうそう取れるもんじゃないので、他に選択肢がないときに先行投資として拾おう。
0.5点
時間差リアニにしては重いし、ドツボにはまるリスクが高すぎる。相手生物に着ける手もあるが、どっちにせよ使うのはよそう。
3.5点
点数高すぎに思えるが、リアニ手段が3種類あるこのセットで1/1接死は貴重なカード。それに本体へ通されても意味があるので絆魂も嬉しいおまけだ。
2.0点
そこまでの生物ではないが、5/5~6/6辺りには苦も無く育つだろう。自傷手段があるなら、こちらのターンにも成長するぞ。
1.0/2.0点
普通のデッキでは8マナ揃えるのは非現実的なのでアンプレイアブル。ランプデッキであれば趣は聊か異なり、ゲームを長引かす手段とゲインがあればしっかりしたフィニッシャーとなる。カードパワーはあるのでこんなのが入るデッキを組んでみたいな。ライフを残してこいつが着地すれば容易くゲームを掌握する。
3.0点
貪欲なネズミ自体強いのに、大幅な強化を受けた。場に出て即アドを取り、場に残ってマナが余り出せば脅威へと姿を変える。2マナとは思えない性能なので、毎回デッキに入れるよ。
コモン5選
5位:骨まといの屍術士
4位:苦しめる吸引
3位:貪る禿鷹
2位:大胆な盗人
1位:殺害(だんだん断トツ)
ベスト5は全部強いどころの話じゃない。黒は除去とアドカードに溢れたコントロールの色だね。