Core Set 2020 Limited Set Review: Red By Luis Scott-Vargas // 5 Jul, 2019

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Core Set 2020 Red

 

 

 

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1.0/3.0点

 アクト系を普通のアグロで使うのは無理がある。面白くなるのは黒赤サクリで使ったときで、このセットにもお供はいくつかある。血に染まった祭壇や骨の粉砕といった生贄手段が2枚も取れたなら、喜んで採用しよう。

 

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 4.0点

 騎兵サイクルでは一歩劣るが、依然強烈な1枚。不要牌を処理しつつ全軍をサイズアップさせ(時には自身に速攻を付与し)、死亡時にダメージを飛ばすこともあろう。他の連中ほどぶっ飛んではいないが、早めに取るべきだよ。

 

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 1.0/3.0点

 強さはー2能力でどれだけFB出来るかにかかっている。4枚以上あれば上等(キャストにマナはかかるけどね)。それを下回ると大した活躍が出来ないからぐっと弱くなる。

 

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 5.0点

 デカチャンドラは万能。小中サイズの生物を根絶やしたり、対象除去でデカブツ対処する上に、+2で対処不可能な高速クロックで相手を追い詰める。極めつけにカウンター耐性があるため、否認のようなサイドカードも一笑に付す。彼女が弱い状況なんてありえないので、進んで最高得点を与えるよ。

 

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 3.5点

 新人の割に仕事が出来るね。火力2回でも十分なのに、他にも有能なモードがついてる。マナ能力では重量スペルを唱えたり、1Tにダブルアクションを取れる。エレメンタルが並んでいたらその指揮も出来る。4マナにしては上等なので早めにピックしよう。

 

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 1.5/2.5点

 唱え先があるかどうかで、猫ちゃんがフツーの2マナか優秀なマナクリになるかが分かれる。エレンメタルを重視したデッキなら、使い道には困らない。

 

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 3.5点

 古典的な良除去。大体の生物を落とせるうえ、対戦相手に火傷を残す。

 

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 0.5点

 チャンドラ複数入ったデッキでもなければ、使うのはよせ。条件つきルーターやチャンドラ能力のコピーでは限定的に過ぎる。

 

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 3.0点

 誘発手段が欲しいところだが0枚にはならないだろうし、そもそもレシオも良い。受けに秀でた手ごろな3マナ圏だし、ひとたび解き放たれれば大ダメージを叩き込む。

 

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 2.5点

 自ターンのみ飛行付与によって、色の役割を壊さずして赤に回避持ちを回している。とても気の利いたデザインだね。とても攻撃的なカードなので、大方の赤いデッキなら飛空士に興味を持つよ。

 

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2.0点

 柔軟性があるので長期戦に不安なら溝を埋めてくれる。3マナ3/2は盤面に影響があるし、膠着したら土地をドローに変換しだす。1枚目だけは素晴らしいので、そこまで優先してピックはしない。

 

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 1.0点

 ドでかいドラゴンだが気乗りしない。適正には1マナ重いし、5/5でド突くとはいえ互いに7ドローはデメリットになりかねない。勝ってるときにそんな能力は要らないので、こいつ自身用無しってことさ。

 

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 3.5点

 7マナなので唱えるにはひと手間欲しい。そのためにはコントロール志向のカードや可能ならマナ加速を集めよう。唱えられワンパンしたらそこでお終い。手間に十分報いる能力だ。火力3つばらまきは甚大なので、リカバリーは不可能。

 

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3.0点

 文句も言わず仕事をこなす、デッキを選ばぬ一枚。軽い2/2でいつでもショック、2マナとして申し分なし。

 

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 1.5点

 エレメンタル以外では使いたくないが、必要とあらば許容できる5マナ圏。

 

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 3.0点

 使いこなすには工夫が必要。自軍を半壊させるようでは使うに値しない。一方では相手を壊滅させ自軍が無傷な場合もある。飛行やタフ3でデッキを固め、そんな展開が起こるようドラフトしろ。

 

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 1.0/3.0点

優秀なサイド要員なのでメインは無し。

 

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 3.5点

 でっかいサイズにデカした能力、素敵な1枚だ。殴り性能に手札調整の組み合わせは面白いし、本体ダメまでしっかり付いてくる。

 

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 1.5点

フレーバー:4.0点

 とっても洒落たカードなので心が鷲掴みにされた。飛行があればずっと強くなるが、アグロなら飛行有無に関わらず使うよ(アグロなら2マナ圏でえり好みできないしね)。

 

 

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 1.0/2.0点

 使うにはゴブリンが5体以上欲しいし、専用デッキ組めても微妙。2/2にしては余りに重いので、能力が空振りしたら大惨事。

 

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 3.0点

 こいつで決まるゲームは多そう。アグロさえ組めれば仕事をこなす。速攻が良い具合で、相手としては回答を探す猶予が1T少なくなる。膠着や優勢時に強い、アグロにぴったりの生物だ。

 

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 1.5点

 バットリが欲しいなら、積んでも怒らないよ。

 

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 2.0点

 ダブシンが捻出できるなら喜んで積むよ。サイズがあり手札の質を高め、マナコストも手ごろ。

 

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 3.0点

 良いじゃん。単体でアタック時3/4だし、それが4/4、5/4になるのも容易。高タフネスでエレメンタルである上に、ゴブリンの密輸人とも素敵なコンボを形成する。大した用意をせずとも優秀なので、デッキの核として云うことなし。

 

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 0.0点

 力戦サイクルは全くのアンプレイアブル揃いだが、これだけはコントロール相手にワンちゃんサイドインするかも。

 

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 1.0点

 このセットの除去は強めなので、この手のカードはリスクが高すぎる。他に手がないならブッパデッキ組むのも手だが、踏みとどまるのが得策だぞ。

 

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 1.0/3.0点

 性能は疑うべくもないが、デッキ制限がかなりかかる。タフ2以下が数枚しかないなら最高(つまりデカブツ揃い)だが、無闇に積んでうまくいくカードじゃないぞ。

 

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 3.0点

 出た時に1/1なのは良いね。1点飛ばした後のゲームも生贄システムを利用できる。トークンデッキ、生贄デッキ、アグロと幅広いデッキに向いてるね。

 

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 1.5点

 環境が高速で落ち着くのなら使いようがある、《深海艦隊の扇動者/Fathom Fleet Firebrand(XLN)》みたいにな。複数は欲しくないので、同名参照の箇所は無視していいぞ。

 

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 3.0点

 色サポや1T複数キャストを可能にするドラゴン。5マナ3/3飛行のおまけとしては嬉しいね。抜けることなんて想像できないので、5マナが渋滞してなければ早い巡目で拾いに行こう。

 

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 1.0点

 明らかなサイドカード。飛行/茶破壊をメイン投入するのは無謀。

 

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 2.5点

 先ずメインに入るがクソ強ではない、そんな着地点のカード。ほぼなんでも除去できて追放さえする、赤がデカブツに対処する手段としては上々。

 

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 1.0/2.0点

 専用デッキが要るカードだし、組むのは苦労する。軽除去が4枚以上欲しくなるし、それでも運任せ。きつい構築制限な上、同一ターンに唱えるための膨大なマナが要るうえに対象が3つ必要。試すだけ骨折り損だ。

 

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 1.5点

 ブロックは至難なうえにサイズもデカい。とはいえ6マナなので優先度は低めでいい。アグロは6マナ圏は1枚も要らないし、コントロールは殴り役より受け役が欲しい。これが入るとすればランプか、アグロ志向のミッドレンジ辺り。

 

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 3.5点

 浅瀬の発現とのコンボは素晴らしいし、それ抜きでも大好きな奴だよ。エレメンタルでも横並びでも仕事をするし、マナコストも手ごろ。そもそも4マナ3体の時点で上等なので、変に気張る必要はない。

 

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 1.5点

 エレメンタルアグロ以外ではこんな盤面に影響のない生物は使いたくない。ベンチの温め役にしとこう。

 

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 3.0点

 ショックはいつも素晴らしいカードであり、M20でも変わらない。多くのカードを屠れるうえ、この上なく軽い。

 

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 1.0点

 2つ合わさって柔軟性がある訳でなし、KPの低さも踏まえればデッキに入らなければせいせいする。楽園の贈り物をたたき割ったり、アグロのフィニッシュ手段になったりもするが、どっちにせよ酷い使い道だ。

 

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 1.0点

 専用デッキが必要だが、こいつはなしだ。エレメンタルの一時リアニのために手間がかかりすぎるし、タフ1戻したところでうまく行くには前途多難。アタック必須ってことは、コンバットで死ぬこと必至だからね。

 

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 2.5点

 クソ強バットリ。パワー4以上にかければ超絶ダメージを見込めるので、打点幅を思えばバットリの要らないデッキですら採用される。

 

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 3.0点

 アタック時に3/1なので相手に関わらず使えるし、白相手となればゲームを掌握する。十分なカードなのでぜひ乗りたいね。

 

コモン5選

5位:《灰と化す》

4位:《溶岩族の喧嘩屋(M20)》

3位:《ゴブリンの密輸人(M20)》

2位:《ショック》

1位:《チャンドラの憤慨》

 

赤は通例通りアグロカラーだが、エレメンタルで別機軸が与えられている。《チャンドラの憤慨(M20)》以外神コモンはないが、それなりのカードが揃ってはいるね。