エルドレインの王権 新デッキ7~11
赤単災厄
土地-(21)-
4 エンバレス城
17《山/Mountain(GRN)》
生物-(26)-
4 熱烈な勇者
4《ブリキ通りの身かわし/Tin Street Dodger(RNA)》
4《焦がし吐き/Scorch Spitter(M20)》
4 砕骨の巨人
3《チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire(M20)》
4《軍勢の戦親分/Legion Warboss(GRN)》
3 朱地銅の族長、トーブラン
呪文-(13)-
2《ショック/Shock(M20)》
4《災厄の行進/Cavalcade of Calamity(RNA)》
4《舞台照らし/Light Up the Stage(RNA)》
3《炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame(M20)》
エンバレス城のインパクトはデカかったが、それに劣らずトーブランもヤバい。4マナ・伝説を加味して2枚も考えたが、速攻1/1ビートというショボアグロのバックアップカードとしてこれほど強いカードもあるまい。災厄と重なればマグロ相手なら4キルも可能。
3マナ圏については、《狂信的扇動者/Fanatical Firebrand(RIX)》の脱落により本体ダメプランが弱体化した吐火を1枚、ライスト→巨人の変更によりFBの弱くなった3チャンドラを1枚づつ減らした。エンバレス城での強化プランもあるチャンドラを4にしても良いかもね。
赤黒ハスク
土地-(22)-
1 エンバレス城
1 ロークスワイン城
4 寓話の小道
7《沼/Swamp(DOM)》
5《山/Mountain(GRN)》
生物-(26)-
4《どぶ骨/Gutterbones(RNA)》
4《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion(M20)》
4《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》
4《戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher(WAR)》
4《波乱の悪魔/Mayhem Devil(WAR)》
4《軍勢の戦親分/Legion Warboss(GRN)》
2 悪ふざけの名人、ランクル
呪文-(12)-
4 初子さらい
4《供犠の仮面/Mask of Immolation(M20)》
4《炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame(M20)》
コントロールを一時的に奪うスペルと生贄効果のコンボで打点+除去をこなすアクトハスクは、従来リミテ止まりのテクニックだった。ところが3マナ以下限定とはいえ、僅か1マナのアクトが出たことで現実的になった。
アクトで奪った生物は僧侶の生贄に使ったり、赤仮面の発射台に変える。アクトで生物をこちらのアタッカーに出来るため漆黒軍の4点ダメージに貢献できるほか、何なら解体者や戦親分などの1Tブロッカーをどかす意味のある生物を通す手段にもなる。
4マナ以上の生物については僧侶やランクルの生贄効果で対処しよう。ランクルはアクトの使い道にもなるほか、どぶ骨やチャンドラトークン生贄で自軍に影響を出さず相手盤面を減らしたり、相手の抱えるハンドを落とす役目も持つ。赤黒ハスクでなら一番上手く使えるのではなかろうか。
白黒クラッツ
土地-(24)-
2 アーデンベイル城
1 ロークスワイン城
4《神無き祭殿/Godless Shrine(RNA)》
4《静寂の神殿/Temple of Silence(M20)》
4 寓話の小道
4《平地/Plains(XLN)》
5《沼/Swamp(DOM)》
生物-(27)-
4《どぶ骨/Gutterbones(RNA)》
4《追われる証人/Hunted Witness(GRN)》
4《徴税人/Tithe Taker(RNA)》
4《残酷な祝賀者/Cruel Celebrant(WAR)》
4《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods(RNA)》
4《真夜中の死神/Midnight Reaper(GRN)》
3《疫病造り師/Plaguecrafter(GRN)》
呪文-(9)-
4《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator(WAR)》
2《復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord(WAR)》
1《陰惨な生類/Gruesome Menagerie(GRN)》
1《永遠神バントゥ/God-Eternal Bontu(WAR)》or《群れの力、アジャニ/Ajani, Strength of the Pride(M20)》orソリン3枚目
ウィッシュボード
石とぐろの海蛇
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern(GRN)》
《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass(XLN)》
《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel(WAR)》
願い爪のタリスマン※これだけは複数枚
忠誠の円環
《隕石ゴーレム/Meteor Golem(M20)》
BO1好きとして、ウィッシュボードで対応力を上げてくれる創造カーンは大好きな1枚。ところが今回願い爪のタリスマンの登場により、猿の手経由でメイン合わせ75枚からサーチすることが可能になった。
基本はカーン+タリスマン。カーンの常在能力で相手に移ったタリスマンは起動されない。従来クラッツデッキの浮動枠は攻めてるときにだけ強いカードだったが、ケイラスもサーチできるようになったので負け確盤面を取り返せるようになった。
我が魂のマドハンド(《陰惨な生類/Gruesome Menagerie(GRN)》)は相手のラスからの復帰にも使えるが、ビートミラーでこちらがラスゴを打った後の復帰手段としても強い筈。カーンから猿の手(相手のアタックでカーンが死ぬ)→手からラス→相手が猿起動で再展開→猿の手3回目の願いで生類サーチしてテンポの良い再展開、という流れだ。
サイドカードの新顔としてはアンセムもそれなりに強そう。黒リアニ棒も考えたが死亡誘発しなくなりソリンで再利用できなくなるので却下とした。
スルタイランデス
土地-(24)-
3《神秘の神殿/Temple of Mystery(M20)》
4 寓話の小道
4《繁殖池/Breeding Pool(RNA)》
4《湿った墓/Watery Grave(GRN)》
4《草むした墓/Overgrown Tomb(GRN)》
3《森/Forest(DOM)》
1《島/Island(DOM)》
1《沼/Swamp(DOM)》
生物-(17)-
4 金のガチョウ
4《楽園のドルイド/Paradise Druid(WAR)》
4《培養ドルイド/Incubation Druid(RNA)》
1《虐殺少女/Massacre Girl(WAR)》
4《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》
呪文-(19)-
2《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy(GRN)》
3 願い爪のタリスマン
4 王冠泥棒、オーコ
2《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(GRN)》
1《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator(WAR)》
3《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》
1《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales(WAR)》
2《戦争の犠牲/Casualties of War(WAR)》
1《採取+最終/Find+Finality(GRN)》
ウィッシュボード
願い爪のタリスマン
石とぐろの海蛇
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern(GRN)》
《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel(WAR)》
《隕石ゴーレム/Meteor Golem(M20)》
グレートヘンジ
別の猿の手の使い方。当初は緑黒ランデスのイメージで居たが、ゴルガリ2色では探検生物が落ちた以上カードが足りないのでスルタイになった。
猿の手のデメリットの消し方としてはオーコで無害な3/3に変える、カーンをサーチする、ヴラスカで割る、そして戦争の被害で相手の生物+土地+PW共々総ざらいにする。
緑系ミッドレンジなら猿の手を渡された場合PWをサーチすると思うので、1回目の起動後直ぐに割らないのも手。タミヨウと戦争の被害をサーチし、3回目の願いで無力になった猿の手を戦争の被害で相手のサーチ先共々に割る。タミヨウで再び回収、次の戦争の被害をサーチ…というような動きはどうだろうか。
エスパー猿の手
3《静寂の神殿/Temple of Silence(M20)》
1《次元間の標/Interplanar Beacon(WAR)》
4 寓話の小道
4《湿った墓/Watery Grave(GRN)》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RNA)》
4《神無き祭殿/Godless Shrine(RNA)》
1《森/Forest(DOM)》
2《平地/Plains(XLN)》
1《沼/Swamp(DOM)》
1《島/Island(DOM)》
生物-(9)-
4《第1管区の勇士/Hero of Precinct One(RNA)》
3《拘留代理人/Deputy of Detention(RNA)》
2《精鋭護衛魔道士/Elite Guardmage(WAR)》
呪文-(26)-
4《思考消去/Thought Erasure(GRN)》
3 願い爪のタリスマン
1《古呪/The Elderspell(WAR)》:PW用
2《暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn(WAR)》:除去圏代理人バウンス用
4《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》
1《ケイヤの誓い/Oath of Kaya(WAR)》
1《吸収/Absorb(RNA)》:勝ち確盤面からの蓋用
1《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils(WAR)》
1《復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord(WAR)》:絆魂、リアニ
1《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator(WAR)》:猿の手封じ圏メインで足りないフィニッシャーサーチ
1《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales(WAR)》:指揮とのループ、吸収回収での完全ロック用
1《群れの力、アジャニ/Ajani, Strength of the Pride(M20)》:ゲイン手段兼勝ち手段
2《ケイヤの怒り/Kaya's Wrath(RNA)》:打てるか心配
1《時の一掃/Time Wipe(WAR)》:ラス兼代理人再利用
1《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde(WAR)》
ウィッシュボード
1 願い爪のタリスマン
石とぐろの海蛇
ヴァントレスのガーゴイル:飛行ブロッカー
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern(GRN)》
《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel(WAR)》
忠誠の円環:主要なフィニッシャー
《隕石ゴーレム/Meteor Golem(M20)》
最後に紹介するのが最も猿の手をうまく使えるデッキ。鍵となるのが拘留代理人。これで追放されたカードはオーナーのコントロール下で帰ってくる。代理人は同名全追放が可能なため、猿の手を複数引いた場合押し付けた全部を一気に追放もできる。
デッキの動きとしては1猿で代理人、2猿でソリン→代理人リアニ、3猿で指揮→代理人+ソリンリアニ、4猿でタミヨウ…とサーチを重ね墓地・盤面リソースを固めていく。最終的には吸収で蓋をし、ラスゴでリセットした盤面を各種PWやカーンでサーチしたアーティファクトで〆る。
常々エスパーミッドは2マナ域の弱いデッキだと感じていた。赤系が砕骨の巨人を手に入れ強化された今、青黒系を選ぶ理由としては思考消去の他では猿の手ではないかなあ、というのが今回の結論。