Throne of Eldraine Limited Set Review: Red By Luis Scott-Vargas

 

 

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1.5点

 おまけはあるがアタック限定バットリ。あっそ。

 

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2.5点

 誘発手段が皆無だと雑魚だが、ドロー手段を揃えられたなら良い2マナ圏となる。小噺を一席…ベンスタークは2017年までウルヴァリン(クズリ)が実在とは知らなかった。

 

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1.0点

フレーバー:3(匹の子豚)点

 フレーバーは豊かだが、デッキに入る機会は少ない。「ブロック不可」スペルに求めるのは全軍であり、たった3体じゃない。とはいえ壁を沢山建てる相手へは楽しいサイドカードになる。

 

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4.5点

 レシオ以上の生物に手堅い火力、おまけに片方でも両方でも好きに唱えられる。クッソ強力なので盤面を選ばない。プロテクションはこの呪文に限らないので、プロ白が白を止めた際に打ち込んでやればもうダメージは軽減されない。

 

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2.0点

 相手をちくちく削る役にもってこい、おまけに到達持ちなので厄介な飛行持ちを締め出せる。騎士の多いデッキで真価を発揮するが、シナジー抜きに使えるよ。

 

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1.0/3.0点

 安定して強化出来るなら、大ダメージを相手に届ける。アグロ且つ騎士がたくさん必要なので、使うには両要件を満たそう。

 

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1.5点

 赤黒ハスクはそこまでカードが多くないが、時偶程度には組めるプールだ。まあ構築向けのカードに見えるけどな。デカ物をパクれないというのはアクトスペルとしては大きな欠点なので、余り気が乗らない。

 

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1.0点

 効果が余りにもショボいので積むのは勘弁。土地と生物を完璧な配分で引いた際は活躍する場面もあるが、それ以外ではまるでゴミだよ。

 

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4.5点

 セット最強の一角。2体程度のアタックでもキャストは可能で、コンバットを制して大打点を叩き込んだうえで2段攻撃トランプルのバケモンが場に残る。更におかしいことに、装備先が対処されても他の生物に付け直して相手を蹂躙できる。打点が高すぎるせいであっという間にゲームが終わる。流すのは断じてNG、これを見たら色を変えるレベルだ。

 

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1.5点

 脆すぎじゃない?一徹しようとコンバットを生き残れない。ギリプレイアブルの境界にあるけど、突然大ダメージを叩き込めるやつではあるよ。

 

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3.0点

 割る対象には事欠かない環境であり、序盤に出しても構わないレシオだ。相手のアーティファクトが確定してなければ、座して待つよりさっさと2T目に唱えるよ。相手のデッキに強力な装備品があるのなら、待ち構えるけどね。

 

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1.0点

 《水晶の靴》に似て、非人間をたらふく理想ドローできた場合にだけ強い。それ以外では3マナに値しないよ。

 

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1.0点

 騎士ゴリゴリのデッキで、有能装備品も積んでるなら使っていい。それ以外では大した影響も及ぼせずに、チャンプアタックの体になる。君が輝くのは構築になりそうだ。

 

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0.0点

 構築で気炎を上げようとも(モダンでなら時間のねじれとコンボ)、リミテでは全くのゴミ。よほどのコンボがない限り、カード1枚分の価値がない。

 

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1.5点

 アクトスペルの質が低いので、こいつも弱い。生物マシマシデッキのフィニッシャー程度かな(といってもぎりプレイアブル程度。仮に使うにしても理由が必要)。

 

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0.0点

 創案の火に同じく構築に向いてない。唱え辛いし、キャストできる頃にマナの使い道が来る保証もない。

 

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2.0/4.0点

 専用デッキが必要なカードの中では、完成度で強さがぐんぐん高まる1枚だ。もちろん2ドロー手段がゼロならアンプレイアブルだが、キャントリが1,2枚の時点で十分。4枚以上となれば殺戮兵器になり、相手を薙ぎ払う。それに受け性能の高さは嬉しいおまけだな。

 

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3.5点

 騎士デッキなら大層なコモン除去、それ以外でも使いようがある。騎士が3~4枚の時点で優先ピックするし、6枚以上となれば即決。騎士が強い環境ゆえ先ずデッキに入る。早めにピックすべきカードだ。

 

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1.0/3.5点

 うまく組めたなら、ネズミの群れが相手を食い尽くす。専用デッキを組む甲斐があるので、見かけたら早い巡目で拾ってキャントリを集めにかかるよ。 

 

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3.0点

 スゲー好き。単体でもドローの質を高め、2ドロー系やらとコンボを組めばデッキの花形となる。必要とあらばアタッカーにもなれるので、全状況で使える生物だ。

 

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2.5点

 デカいウスノロが欲しけりゃ、こいつをどうぞ。ブン殴られかねない物言いなので、さっさと説明に移るか。騎士抜きで使えるが、あると便利。《エンバレスの聖騎士》との相性は最高だな。

 

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4.5点

 生贄効果がない場合は、斃されるまで対象を実質的に追放し続ける。4/3飛行にその能力がついて4マナはとんでもないし、何時出しても巨大な飛行クロックだ。

 

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2.5点

 装備品が豊富な環境で、且つ騎士でもあるので上振れ必至。とはいえ、パンプが0ではそこまでだが。

 

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3.5点

 イケてる「サイド」カードだ…「」付きなのは、メインに積み得るカードだから。最悪土地を1枚生贄に捧げるだけなので、後半なら強い除去だ。赤なら打ち得、どちらにせよ早めに拾ってメインに積もう。

 

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2.0点

 パンプ用の非人間生物を揃えられるなら、十分なアタッカーになる。ブロッカーには向かず、パンプがないと弱いのでお供をお忘れなく。

 

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3.0点

 2マナ圏とまずまずのバットリ、合わされば強力だ。2/2と相手の4/4を相打ちさせられたら大満足だろうな、その後に出てくる3/1がディスアドの穴埋めになる。

 

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3.5点

 ロビンフッドの逸話を端的に表してる(なので射手・到達なんだろうな)。アタックすれば大抵カードが得られるし、コンバットで生き残る必要もない。追放したカードをのちのち他のならず者のアタックで唱えることも出来るが、このセットでは余り見ない種族だ。テキストはやたら長いがどれもメリット能力なので、大体「2/2アタックしたら1ドロー」と読み替えていい。(土地は置けないとはいえ)きわめて有能なので、色が合えば先ず使うよ。

 

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3.5点

 2マナ3点火力の強さにはショックを(正しくは一撃を?)受ける。取れ。

 

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3.0点

 通例に漏れず5マナ5点火力はそれなり、時には本体3点も付いてくる。良さそうだ。

 

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1.5/7.0

 7点満点中の1.5点。断言できるぐらい弱い。そりゃ、2マナ2/2が欲しいドラフトがあって、更に稀なことに複数引くこともあろう。でもそんな探索に赴く価値はない。ルールを上書きするテキストなので、リミテだろうと8枚目以降はデッキに積めない。

 

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1.5点

 4マナ4/3は本来上々なんだが、効果がデメリットだ。ランダムルーターなので相手は土地を貯め込んで手札の質を高めようと待ち構える。それにボムを引き当てた際は手札を死守してくるので、手札が良い相手にアタックを通すのも難しい。

 

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3.5点

 4点ダメ、本体に飛ばせる分赤が濃ければ《焦熱の竜火》よりちょい上。まあどっちの火力も強力だけどね。

 

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4.0点

 7マナは重いが、なんとダメージも7点だ。タッチ可能なフィニッシャー/面除去であると同時に、赤単ならバケモンになるのは愉快だな。このサンダガはありなので、デッキの色が違うことになってもタッチできる分早めにピックしよう。

 

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4.0点

 対処されないなら継続的にアドを稼ぎ、最悪生物への1点火力も飛ばせる。他のと違ってこいつでは土地もプレイ出来るので、この手のカードでどれが可能でどれが不可なのかは確認しよう。

 

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3.0点

 《苦しめる声/Tormenting Voice(M19)》は何時だって使えるし、セットのキーワード(2ドロー)とシナジーしインスタントなので段違いに強い。

 

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3.0/4.0点

 赤が濃ければ超優秀。全軍を強化する4/4であり、火力の効果さえ増大させる。2色デッキでは唱え辛く効果も半減するので、点数は下がる。

 

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1.0点

 イタチが乗られる側なのは笑えるが、活用にはマナがかかり過ぎる。2マナ圏と相打ちするために2マナ払う1マナなんか使いたくないので、サイドでおとなしくさせよう。

 

コモン5選

5.《血霞のクズリ》

4.《胸躍る可能性》

3.《怒り狂うレッドキャップ》

2.《谷の商人》

1.《焦熱の竜火》

 上2枚は別格。残りの順位は2ドロー>騎士となった場合は逆転する。赤は雑多な印象だが高得点のカードが多いので、普段通り強い寄りのカラーだ。