Guilds of Ravnica Limited Set Review: White By Luis Scott-Vargas
ラヴニカに(またもや)帰って来た…さあ、セットレビューの時間だ。多色カードはギルド毎に分ける予定。単色カードの場合は、ギルド判定に時間を浪費したくないので通例通りに。
始める前にいつもの。点数はカード単体の強さじゃなく、セット固有の事情も反映してる。
刃の教官
リミテッド:2.0
アグロ採用なら問題なし。活用するためには2マナ圏を厚くピックしよう。パワー3の時点で教導の有無は関係なく、ピック方針は然して変わらない筈だ。他の教導持ちにも言えるが、受け身なデッキではぐっと見劣りするぞ。
報償密偵
リミテッド:2.0
レア以下で起動の対象になるカードは居ない(コモン・アンコには賞金首が居ない)ので、概して2マナ2/2警戒というところ。ビートダウンでは採用に値するので、点数はその評価。
蝋燭の夜警
リミテッド:1.0
除去に対しては風前の灯。よって低評価だが、除去の薄い相手には良いサイドなのは覚えておこう。教導持ちを強化すればゲームが大きく変わるし、1:2交換取れない相手には良いレシオのカードだぞ。
一斉検挙
リミテッド:2.5
相手次第では大化けしうる。アグロが積める全除去といったところか。特にゴルガリとセレズニアに効きそうだが、どのギルドにも御用の相手は居そうだ。
罪人逮捕
リミテッド:2.0
単除去では上振れがないのが珠に瑕だが、インスタントなのは見所。除去の薄いデッキなら喜んでメインから積むし、サイドにも何枚かピックして良い。
議事会の裁き
リミテッド:4.0
確定除去が最高0マナというのはリミテでとんでもない…まさにそれ。フルに4マナ払うとしても十分だし、召集し出したらキチガイ沙汰。4~5T目にテンポ良く除去できたらゲームは頂いたものだし、いつ引いても強い。
禁制品潰し
リミテッド:1.0
サイドカードとして好き、ボロスのキモ面の絵面は嫌い。
希望の夜明け
リミテッド:3.5
見えざる者の熟達を彷彿とさせるが、あれほどの壊れカードではあるまい。チャンプブロッカーを量産し、コンバット毎に追加ドローを供給する。土地を引いて更に兵士を量産するループへ。自己完結カードなのでロングゲームは易々と制し、中期戦にもインパクトがある。高速展開では役立たずかもしれないが一たび長引けば「不可避の死が近づくのを感じるかね、アンダーソン君」。
降格
リミテッド:1,0/3.0
点数を二極化するほどかとの疑問もあるだろうが、特化アグロでこそ輝くカードに思う。アグロでは最高の除去であり、テンポを稼いだまま相手を押し潰せる。ミッドレンジやコントロールでは無駄牌なので、点数の差がここまで開いたわけさ。
神聖な訪問
リミテッド:1.0/3.0
専用デッキが組めるなら神。トークンを出せなければ全くのゴミだが、天使を2体も出せるならゲームは一方的になる。ただリスト見る感じどうもな…白と緑にトークンカードは多くないので、必殺カードとは呼び難い。最良のトークン生成は⦅刎頸の友》なので、何枚か取れてたら、こいつは頂きだ。
乗馬兵の飛行
リミテッド:3.5
6マナ払う価値があるので、それが5マナ以下になるのであれば召集デッキを組む理由になる。生物は然して必要ないので、ボロスミッドレンジであってもマナの頂点に据えられる。
戦いの覚悟
リミテッド:2.0
使いこなすには相当なアグロの覚悟が居るが、一たび組めればゲームを変える力がある。4Tにこれと生物or除去を唱えられればシメたもの…とりわけ「これが無ければ殴れない」状況なら猶更。
ハズダーの司法官
リミテッド:1.0/2.5
単体では酷いもんだし、単に生物の多いデッキでも使いこなせない。だが教導や除去で支援できるなら脅威へと早変わり。1マナ1/1でも教導があればグッと強くなるが、こいつはその手のカードだ。
癒し手の鷹
リミテッド:2.0/3.0
見掛け倒しだ、使うべきじゃないって意見が既に出てそうだな。でも教導・召集込みともなれば、1/1飛行は評価しちゃうさ。単体で悪くない上、カウンターを1・2個乗せれば大化けし、タップしてデカ物を出す役目もあるんだ。評価し過ぎの感もあるが、積んで損するカードじゃないよ。
追われる証人
リミテッド:1.5
フレーバー:4.0
欲しがるデッキは少なそうだが、白含みのギルドどちらとも穴埋めカードに適している。フレーバーも芳醇だろ、目撃者が死んだらボロスの兵士が調査に来るんだぜ。
鼓舞する一角獣
リミテッド:3.5
自身も強化できる優秀なアタッカーだ。横並びデッキにぴったりのカードであり、トークンがなくとも採用しうる。
押し入る荷役獣
リミテッド:2.5
2体もタップするとなれば、そのターンはがら空きも同然。教導もあるとなれば、1Tアタックを通すことに大きな意味がある。次のターンには荷役獣に加え教導で強化された生物もアタックに付いて来る。アグロ以外では使いたくないが、アグロの高マナ圏として強力だ。
レーデヴの守護者
リミテッド:3.0
白いデッキなら3マナ2/4は問題にならないし、それ以上の活躍が期待できる。3T目には大抵出せるし、引きが良ければ4~5T目に0マナキャストも可能だ。加え2/4というサイズは教導と相性が良いので、ギルドを越えたシナジーが見込めそうだ。
軍勢の光
リミテッド:4.0
白生物さえいればデッキを選ばないよ。変にピックを意識しなくて良い、強力なPIG能力だ。デカい飛行に+1/+1ばら撒き能力が複数あるので是非手に入れたい。これを見たことで白を赤or緑より優先させたいと思うなら、ご自由に。
ロクソドンの修復者
リミテッド:3.0
これは良いな。ゲインが付いてるお陰で、盤面フルタップの隙を穴埋めする。他のブロッカーが寝るとしても、ライフは増えガッチリサイズが鎮座する。要チェックや!
光明の縛め
リミテッド:3.5
いつも通り、コモン最良の一枚。それはラヴニカでも変わらない。
バルヘリオンの巡視兵
リミテッド:3.0
教導なくとも採用レベルなので、付いているとなれば立派なカードだ。教導はそうそう何回も誘発出来ないだろうが、一度だけでもアドだ。
正義の一撃
リミテッド:3.0
ショックには程遠いが、アグロコントロールどちらでも使える。3/1教導でアタックして《正義の一撃》(このカード省略しようがないな)すれば、ダメージを通せずとも十分な1:1交換だ。
突撃するロック鳥
リミテッド:3.5
アンコにしてくれて良かった。《ペガサスの駿馬/Pegasus Courser》が毎セットコモンに居るのは悲惨だったので、格上げは歓迎。白デッキの質を一変させる強力なカードで、いつ出してもアタックに貢献できる。おまけに教導との相性が良く、強化を受けたり、貧弱な教導持ちを空へと導いたりする。
天空の斥候
リミテッド:2.5
2マナは後半も使えると嬉しいものだが、そんな1枚だ。序盤は相打ち上等で仕掛け、マナを払える後半には飛翔を始める。アグロにぴったりの生物。
サンホームの重鎮
リミテッド:3.0
これがあれば、癒し手の鷹も見違えるというもの。2マナ2/2先制攻撃の段階で上等なので、教導対象が居なくても嘆く必要はない(とはいえ意識してピックしたいが)。
刎頸の友
リミテッド:3.0
コントロールではチャンプで時間を稼ぎ、アグロでは教導の対象を供給できるイカした奴。活用には手がかかるが、労に報いると請け合おう。一たび教導や面強化と組めば、役目を果たす。
奨励
リミテッド:2.0
1マナ+2/+2修正が有用なのは証明されているので、ボロスで取らない手はない。アタック前に打てば、ダメージでは損になっても教導を誘発させうる。覚えておけ。
第10管区の守護兵
リミテッド:1.5
2マナ圏として優先度は高くない。だから1~9管区ではなく10管区配属なんだろう。教導持ちのコンバット生存率を高めはするものの、魅力的なカードとは呼び難いね。
敬慕するロクソドン
リミテッド:4.0
軽い4/4に加え、その過程で+1/+1を最大5つばら撒く。大変優秀なレシオなので、初手取りカードでも上位の部類。どんなデッキでも強いが、アグロではとりわけ輝く。
コモン3選
3位:正義の一撃
2位:バルヘリオンの巡視兵
1位:光明の縛め
多色が多いせいで単色は枚数が少ないので、ベスト3枚で。断トツ1位が光明の縛め、良飛行持ちと条件除去が後に続く。白はアグロ寄りに思うが、どちらのギルドにも重量級が居るな。
ラヴニカのギルド入り 新環境デッキ ラスト
ケルドレッド
-土地(22)-
《山/Mountain(M19)》
-生物(22)-
2 ゴブリンの旗持ち
4《狂信的扇動者/Fanatical Firebrand(RIX)》
4《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner(DOM)》
4 遁走する蒸気族
4《ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer》
4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
-呪文(16)-
4《ショック/Shock》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4《ケルドの炎/The Flame of Keld》
1《魔術師の稲妻/Wizard's Lightning》
3 危険因子
パーツの多くが残ったようでいて、1マナとウィザードの欠如という大打撃を被った赤単。デッキとしては間違いなく弱体化したので、何か他の軸がないかと考え遁走する蒸気族に行きついた。ウィザード稲妻含め1マナの数は減ったがマナカーブが突出して低いためスペルの連打は容易。固め引きすればタルモのような動きが出来る…かも。
おまけに見えたマナ捻出も、このデッキならばうまく使えると考えている。危険因子やケルドで補充したハンドを直ぐにマナに変換でき、そこで唱えるスペルにより弱体化した蒸気族が再度強化されていく。インスタント起動なのも乙で、アタック時に除去の対象に取られたら、マナに変えて危険因子(再活含め)を打ってテンポを得ることさえできる。
次環境は緑単相手は流石に絶望的だと思うが、その緑単を狩る青白には激有利なので環境から赤単が居なくなることは…ないかな。
赤単ドラゴン
-土地(23)-
3 湿った墓
4 蒸気孔
4《硫黄の滝/Sulfur Falls(DOM)》
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(XLN)》
9《山/Mountain(M19)》
-生物(23)-
4 遁走する蒸気族
4《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin(XLN)》
4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler(DOM)》
4《破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager(M19)》
3《刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing(DOM)》
4《厄介なドラゴン/Demanding Dragon(M19)》
呪文(14)-
3《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4 溶岩コイル
4《ドラゴンの財宝/Dragon's Hoard》
3《火の血脈、サルカン/Sarkhan, Fireblood》
始めはボーラスデッキを考えていたものの、「次環境で黒を使う意味がまるでねえな…」と理解したので赤単になった。遁走くんのジャンプアップをボーラスやヴェリックスのマナに充てようという魂胆。
ボロスアグロ
-土地(24)-
聖なる鋳造所
《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
《平地/Plains(M19)》
《山/Mountain(M19)》
-生物(22)-
4《短角獣の歩哨/Snubhorn Sentry(RIX)》
4 ボロスの挑戦者
4 サンホームの重鎮
3 軍勢の切先、タージク
4 ゴブリンの戦親分
3 正義の模範オレリア
1 敬慕されるロクソドン
-呪文(13)-
4《軍団の上陸/Legion's Landing(XLN)》
4 溶岩コイル
4 議事会の裁き
1《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants(M19)》
赤の1マナ圏はどれも弱すぎたので白メインのボロス。ところが白にもタフ2以上が殆ど居ない。軍団の上陸はラスゴ対策であり、3マナに速攻換算が7枚あるため3T変身も可能。昇殿0/3は素ではパワーがゼロなので何度も教導の対象になり、ひとたび覚醒すれば5/5~6/6のサイズへと跳ね上がる。
緑単相手に直ぐにビタ止まりになりそうなので、敢えて除去は稲妻の一撃ではなく溶岩コイルとした。
ラヴニカのギルド 新環境デッキその2
青白コントロール
-土地(26)-
4《曲がりくねる川/Meandering River(DOM)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(XLN)》
1《オラーズカの拱門(RIX)》
1《廃墟の地/Field of Ruin(XLN)》
8《平地/Plains(M19)》
8《島/Island(M19)》
-生物(2)-
2《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
-呪文(32)-
2《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》
3《中略/Syncopate(DOM)》
2《本質の散乱/Essence Scatter(M19)》
1 軽蔑的な一撃
4《封じ込め/Seal Away(DOM)》
3 悪意ある妨害
4《ベナリア史/History of Benalia(DOM)》
3《残骸の漂着/Settle the Wreckage(XLN)》
2 薬剤師の眼識
1《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
3《浄化の輝き/Cleansing Nova》
4《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
カードは減ったとはいえ、神・真意号・チャンドラが落ち全体除去の信頼性は高まったのは事実。ということで青白コン。スペルは環境初期に流行るアグロ用に弄ってある。ベナリア史は対ケルド・PW用。
再活予言は2枚引くと何時になっても唱え終わりそうにないので、1枚カーンと散らした。
フィニッシャー候補に青巨人も居るけど、流石にライラの方が4億倍強いと思います。
トリココントロール
-土地(26)-
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(XLN)》
4 蒸気孔
4《硫黄の滝/Sulfur Falls(DOM)》
4 聖なる鋳造所
4《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
3《平地/Plains(M19)》
3《島/Island(M19)》
-生物(4)-
4《再燃するフェニックス》
-呪文(30)-
2《中略/Syncopate(DOM)》
2《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》
2 軽蔑的な一撃
1 溶岩コイル
4 聖なる裁き
2《封じ込め/Seal Away(DOM)》
3 轟音のクラリオン
4 イオン化
1《残骸の漂着/Settle the Wreckage(XLN)》
2《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
4《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
3《浄化の輝き/Cleansing Nova(M19)》
個人的にコントロールでショックだの稲妻の一撃の採用はあり得ないと思ってる。本体に打てるかどうかよりも、3マナ以上の生物を落とせないことの方が問題。
フェニックスはブロッカー・PW対策・全除去と併用できる生物であり、ギルランの関係で赤中心にならざるを得ない現状のジェスカイカラーではぴったりの生物じゃないかな。
アブザンコントロール
-土地(25)-
4 草生した墓
4《森林の墓地/Woodland Cemetery(DOM)》
4 寺院の庭
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(XLN)》
4《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(DOM)》
2《沼/Swamp(M19)》
3《平地/Plains(M19)》
-生物(12)-
4《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》
4 秋の騎兵
4 議事会の騎兵
呪文(23)-
2《宝物の地図/Treasure Map(XLN)》
2《喪心/Cast Down》
4《封じ込め/Seal Away(DOM)》
4 暗殺者の戦利品
3 ゴルガリの女王、ヴラスカ
1《残骸の漂着/Settle the Wreckage(XLN)》
4《浄化の輝き/Cleansing Nova》
3《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker(XLN)》
議事会の騎兵とラスゴの相性最高やんけ!ということでラスゴミッドレンジ。
こういう構成だと小マイナスでマウント取れる分、カーンより4マナヴラスカの方が強そう。ノンクリデッキ相手には封じ込めを無駄キャストしてヴラスカ+起動の種にも出来る…忠誠度増やす意味があまりないけれど。
ラヴニカのギルド 新環境デッキその1
緑単t黒
-土地(23)-
4《森林の墓地/Woodland Cemetery(DOM)》
4 苔むした墓
1 ゴルガリのギルド門
2《沼/Swamp(M19)》
12《森/Forest(M19)》
-生物(32)-
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4 生皮収集家
4《茨の副官/Thorn Lieutenant》
4 クロールの銛撃ち
4《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion》
2《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger(RIX)》
2 管区の案内人
3 真夜中の死神
4 無効皮のフェロックス
1《原初の飢え、ガルタ》
-呪文(5)-
3 暗殺者の戦利品
2 ゴルガリの女王、ヴラスカ
緑単が失ったのは2つ。ロナスオアシス脱落によるマナフラ耐性と、たかり屋真意号ロナス脱落によるラスゴ耐性。
真夜中の死神は全除去のみならずコンバットも有利にしてくれる。生皮収集家と死神が居れば、相打ちが起こるたび1ドローと生物強化が行われる。不利なブロックを強制出来るワケだ。
PW枠にはヴラスカはどうだろう。カーンは茶連中が落ちたせいでトークン生成が弱体化した。ヴィヴィアンは若干重く、小マイナスの重要性が銛撃ちの登場で薄れた。ヴラスカの小マイナスは序盤は弱い戦利品と相互補完をなし、除去枠の節約になる。+でドローするためにはパーマネントが必要だが死神を誘発させる他、タフネスのでかい飛行を銛撃ちで落とす際の手助けとなる。
セレズニアトークン
-土地(24)-
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(XLN)》
4 寺院の庭
3 セレズニアのギルド門
9《平地/Plains(M19)》
4《森/Forest(M19)》
-生物(24)-
4《短角獣の歩哨/Snubhorn Sentry(RIX)》
4 協約の魂イマ―ラ
4《茨の副官/Thorn Lieutenant》
2 秋の騎兵
4《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》
1《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
4 敬慕されるロクソドン
1 不和のトロスターニ
-呪文(12)-
3《軍団の上陸/Legion's Landing(XLN)》
4《ベナリア史/History of Benalia》
4 議事会の裁き
1 大集団の行進
皆考えるやつ。
イマ―ラ→軍司令の流れが凶悪。イマ―ラ自体が避雷針になるお陰で軍司令が生き残る確率が高くなる上、次環境は黒が消滅すると予想されるので、喪心・侮辱・チュパカブラなどの除去も減る筈。
もとは思考停止で苗木の移牧を積んでいたが、鎖回し耐性抜きにしても単純KPの差で茨の副官に。召集も積んで10枚までだと思うので、トークン生成しか役割のないカードは積みたくない。
0/3昇殿は召集のお陰で昇殿達成ターンが縮まったため、漸くスタンレベルになった感がある。
この構成だと軍団の上陸の変身は遅いが、一応のラスゴ対策。
ナヤ殲滅破
-土地(24)-
4 寺院の庭
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(XLN)》
4 聖なる鋳造所
4《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
6《森/Forest(M19)》
2《山/Mountain(M19)》
生物(27)-
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》
4 協約の魂イマ―ラ
3《シッセイの後裔、シャナ/Shanna, Sisay's Legacy》
4 管区の案内人
1 軍勢の切先、タージク
3《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》
1《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
3 正義の模範オレリア
1 不和のトロスターニ
3《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
-呪文(9)-
1《モックス・アンバー/Mox Amber》
4《ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast》
3《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
1《ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno》
緑単とセレズニアが強そうだというのなら、全除去デッキが対抗馬に挙がるのは自明の理。とはいえ、カードとしては何一つ得ていない青白を使うのはイヤだなあ…ということで殲滅破。
生物山盛りなので基本はセレズニアの出来損ないのような生物布陣。当然相手も全展開してくるので、サクっと殲滅破で相手のみ更地にする。
小ネタとしてオレリア→ライラと展開すると5/6飛行警戒教導絆魂の化物が誕生する。流石にこの2体の流れはヤバいな?
基本セット2019入り新デッキ 後編
緑単
-土地(24)-
4《ハシェプのオアシス/Hashep Oasis(HOU)》
2《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《花盛りの湿地/Blooming Marsh(KLD)》
4《森林の墓地/Woodland Cemetery(DOM)》
10《森/Forest(DOM)》
-生物()-
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》
4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker(XLN)》
2《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger(KLD)》
2《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》
2《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable(AKH)》
4《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion》
2 蔦草牝馬
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》
1《起伏鱗の大牙獣/Ridgescale Tusker(AER)》
-呪文(7)-
3《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》
2《キランの真意号/Heart of Kiran(AER)》
2《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》
蔦草牝馬は呪禁・ブロック制限とスカラベデッキへの殺意に満ちた新カードだ。メインに入るかは不明だが(緑単では微妙にマナカーブに沿わず、黒緑は固定パーツが多すぎるため)、サイドの常連になるのは間違いない。
呪禁を剥奪する探知の塔により、顕在的防御は些か弱体化した(序盤に撃つ分には問題ないが、後半トップしたのを相手の除去が来るまで温存することは出来なくなった)。押し切る役割のカードとして試験的に起伏鱗の大牙獣と1枚散らすことにした。
新カードを過大評価し過ぎにも思うが、ひとまずこんな形で。
ボーラスカラベ
-土地(27)-
3《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(XLN)》
2《泥濘の峡谷/Canyon Slough(AKH)》
4《異臭の池/Fetid Pools(AKH)》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(XLN)》
2《硫黄の滝/Sulfur Falls(DOM)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
2《沼/Swamp(DOM)》
3《島/Island(DOM)》
3《山/Mountain(DOM)》
-生物(15)-
4《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》
3《機知の勇者/Champion of Wits(HOU)》
3 破滅の龍、ニコルボーラス
2《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra(RIX)》
2《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》
-呪文(17)-
4《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》
2《航路の作成/Chart a Course(XLN)》
3《喪心/Cast Down(DOM)》
2《不帰+回帰/Never+Return(AKH)》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt(XLN)》
2《死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majesty(AKH)》
これくらいの塩梅なら4Tに出せて7マナまで延びるだろう。そこまでの労力をかけてまでボーラスを使うかは別だが…。
青白肉
-土地(26)-
2《曲がりくねる川/Meandering River(DOM)》
2《オラーズカの拱門(RIX)》
4《灌漑農地/Irrigated Farmland(AKH)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(XLN)》
8《平地/Plains(DOM)》
6《島/Island(DOM)》
-呪文(34)-
2《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》
2《中略/Syncopate(DOM)》
4《霊気溶融/Aether Meltdown(KLD)》
3《封じ込め/Seal Away(DOM)》
2《一瞬/Blink of an Eye(DOM)》
1《不許可/Disallow(AER)》
4《ベナリア史/History of Benalia(DOM)》
2《排斥/Cast Out(AKH)》
4《残骸の漂着/Settle the Wreckage(XLN)》
4《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
2《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria(DOM)》
3 工匠の達人、テゼレット
3《燻蒸/Fumigate(KLD)》
既存の青白では再利用の賢者がとても辛い。除去エンチャントを割って生物を解放しつつ、パワー2が残る。テフェリーの返しに出されるカードとしては最悪のカードだ。
対しテゼレットはテフェリーよりも守りに適しており、他のPWの横に並べるカードとしてはテフェリーより強力だ。ドロー能力があるお陰で侮辱を抱えている相手にも無駄にならない。
テゼレットを積んだことで除去を腐らせることは出来なくなったので、ベナリア史もメインから採用した。4Tカーンや5Tテフェリーの前に唱えるカードとしては、なかなかにテンポが良い。
基本セット2019入りデッキ その1
砂漠ミッドレンジ
-土地(25)-
2《穢れた果樹園/Foul Orchard(RIX)》
4《花盛りの湿地/Blooming Marsh(KLD)》
4《森林の墓地/Woodland Cemetery(DOM)》
1《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
1 探知の塔
4《イフニルの死界/Ifnir Deadlands(HOU)》
2《ハシェプのオアシス/Hashep Oasis(HOU)》
1《オラーズカの拱門(RIX)》
1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds(HOU)》
4《森/Forest(DOM)》
1《沼/Swamp(DOM)》
-生物(15)-
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》
4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4 エルフの再生者
2《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger(RIX)》
2《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra(RIX)》
-呪文(20)-
4《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》
2《喪心/Cast Down(DOM)》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt(XLN)》
1《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
2 リリアナの契約
4《約束の刻/Hour of Promise(HOU)》
3《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker(XLN)》
サテュロスの道探しが1マナ重くなった代わりに見る枚数が増え、直接場に出るようになったエルフの再生者。除去の有無に関わらず確実にマナを伸ばし、砂漠の引き増しになるため約束の刻との相性は最高と言える。
リリアナの契約も見逃せない。これまでの砂漠ランプのハンドアドと言えば絶血、最古再誕、ゴンティなどだったが、5マナ4ドローの効率の良さは比較にならない。引き過ぎるとライフが辛いので1枚カーンに分けたが、3枚積んでも良いかもしれない。
黒単
-土地(25)-
22《沼/Swamp(DOM)》
3《陰謀団の要塞/Cabal Stronghold》
-生物(17)-
4《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn(AER)》
4 墓地の司令官
2《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》
4《戦慄の影/Dread Shade(DOM)
2《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra(RIX)》
-呪文(17)-
4《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》
2《喪心/Cast Down(DOM)》
2《不帰+回帰/Never+Return(AKH)》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt(XLN)》
3《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
3 リリアナの契約
リリアナの契約によって宝物の地図や絶血のような涙ぐましいドロソが必要なくなり、ライフをリソースにすることで霊気体の強さも増した。現環境のミッドレンジに於いてドローの起点は生物かPWなので、ヴラスカの侮辱で干渉できないドローソースと云うのはそれなりに意味があるのではないか。
墓地の司令官はあらゆるタイミングで強く、ダブルシンボルなので黒単色にする意味合いも出てきた。終盤にトップすればフィニッシャーにもなれるので、ヴェス兄貴や霰炎のような産廃カードに頼らずとも良くなった。
ドロー・マナカーブ共に格段に強化された黒単。だが君はまだ蔦草牝馬を知らない…(次回へ続く)
数字で見るイクサランの相克初週SCGO
www.starcitygames.com/events/200118_dallas.html
TOP32アーキタイプ内訳(30個しか公開されてないのは気にするな!)
赤系アグロ(赤単、赤白、赤黒):5
マルドゥ機体:4
GB系蛇(黒緑、スルタイ):4
マーフォーク:3
緑赤系ミッド(緑赤、ティムール):3
ギフト(青黒、エスパー):2
青白コントロール(副陽、サイクリング):3
赤黒系ミッド(赤黒、グリクシス):2
青黒系コントロール(青黒、グリクシス):2
アグロ:12
ミッドレンジ:13
コントロール5
イクサランの相克新カード採用数TOP10
SCGOダラスは、アグロ:ミッドレンジ:コントロールの割合が2:2:1という結果になった。支配的と呼べる占有率のデッキもないと言っていい。
新カードとしては緑系必須の《翡翠光のレインジャー》、赤系必須の《再燃するフェニックス》、黒系必須の《貪欲なチュパカブラ》がトップ3を占めた。また新規カードを多数採用したマーフォークも一定数結果を残した。
一方MOPTQでは、リーグで安定した結果を出すグリクシスミッドレンジが上位に多数ランクイン。両大会の結果を見るに、初週の勝ち組は除去・フェニックス・チャンドラの3拍子を有する赤系アグロ~ミッドレンジのようだ。ティムール死すとも、つむじ風は依然強し。